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音楽好き。読書好き。観劇好き。映画好き。


by karopiyo
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『DEBUT』

『DEBUT』_b0055385_0563612.jpg

DEBUT HAIR STAGE@ART COMPLEX 1928
デビュー、大実験!形式無用、ヘアステージ主義!

1st stage [Si:] ~過去から未来~
2st stage 『よなかのできごと』
3rd stage 『真夜中の動物園』 ~MIDNIGHT ZOO~

1回目:16:00~17:30
2回目:19:00~20:30



■WELLAの企業プロモーションみたいな映像。
最後の方の音楽が良かった記憶くらい。
映像が終わって、舞台のセッティング。
映像の音楽が何となく続く。

■[Si:] ~過去から未来~
発音記号?チラシの説明は、言葉遊びみたいな感じ。
Tの字型の舞台のTの縦棒の左上と右下に透明の水色のカーテン。
中央にサーカスみたいな輪。舞台奥に、照明がズラリ。

音楽が変わって、舞台中央奥に一人の女性。
水を連想させる音楽が流れる中、右の壁にスタッフが映し出される。
壁が凸凹なため、読み辛い。カッコいいんだけどなー。
そういう意図なのかもしれないけど、文字は明確に読みたい。
Tの棒の下の方に、女性が3人立っている。舞台はまだ薄暗い。
スタッフロールが終わって、いよいよ開始。

水色の衣装の女性、細い。どこに内臓が詰まってるんだろう。
最初に奥に立っていた女性の存在感に目を引かれる。
美容師さんが出てきて、髪を切り始めて驚く。
続々と出て来る。皆切られるらしい。ああ、そういうショーなんだ。

美容師になるきっかけや、夢などについて語る音声が音楽と共に流れる。
ドキュメンタリー番組かなんかで放送されそう。
一番前でセットされているモデルさんが凛々しくて、つい目が行く。
黒い服の袖端から、赤い布を覗かせている女性が、
その女性の髪をセットする。赤と黒。似合ってた。
透明のカーテンが邪魔で、奥の方でセットしてる人は見えず。

セットした女性たちが、輪をくぐる。
ボリュームある髪型の人の時は、ちょっとハラハラ。
あの髪型で輪をくぐるのは、ちょっと大変そう。

正統派。ファッションショーに対して持つイメージに近い。
カーテン越しだったらどう見えたんだろう。

■『よなかのできごと』
ベッドやおもちゃが用意されて、芝居色が強そうな予感。

夜遅いし、寝ましょう寝ましょう、とベッドに入る姉妹。
姉が飛び出す絵本を読み、二人とも眠気が来て電気を消す。
すると、飛び出すアフロ頭の2人組。表情豊かで楽しい。
ここで、色んな箱を開けたりして、スタッフ紹介。
タイトルがシーツに映し出される。カラフル。ポップな世界観。

切ってる間、シャボン玉飛ばし。あちこちに目移りしてしまった。
アフロ2人組の印象が強い。
技術の腕を披露するわけでもないのかな。
お遊び満開のステージ。

■『真夜中の動物園』 ~MIDNIGHT ZOO~
前のステージの準備が大掛かりだったせいか、準備が早い。
ぼーっとしてると、音楽がどんどこ流れ出した。
檻の囲いが、左右から出て来た。2回目の方がカッコいい。
檻の中の動物たちの前に、ステッキを持った白ずくめのカゲロヲさん。
黒い服を着た美容師さんたちが立つ。

「朝には朝の、昼には昼の、夜には夜の世界がある」
カゲロヲさんのステッキの動かし方がカッコいい。

「君たちにひとときの自由を
ささやかな自由を差し上げようか」
音楽と共に流れる言葉がいい感じ~♪

カゲロヲさん、2回目は帽子を吹っ飛ばすほどの熱演。
普通に拾い上げて、続行。素敵~。
檻が上がって、動物たちは自由の身に。

美容師さんが、ラフレシアみたいな花がついた黒い布を
片手に立つ。動物に被せて、舞台前方でセット。
その間、残された動物たちは、スクリーンに映し出された
懐かしい故郷、ジャングルの緑鮮やかな映像を眺める。

最初に前で切られるモデルさん。
強い目。獲物を狙うしなやかな獣。カッコいい~。

次に出てきた人、髪型かわいい。
髪の毛に、ススキの穂みたいなふわふわ素材がついてた。
似合ってる!短パン。服は羽毛みたいな素材。

夜の部は、美容師さんも遊び心が出たのか、最後のスプレーを
掛けそうに見せかけて、タイミングをずらして掛ける。
さり気なく遊んでる~。

1回目、終わり近し、と言った雰囲気が漂う中、
ちょっと照れが入った様子の美容師さん。
何かするのかなぁ、と思ってると、両手を挙げて礼。
チラッと見せた照れが惜しい~。

セット後、二人ずつ組になってウォーキング。
ふわふわ毛の人は、セット中、にこにこ笑顔が魅力的だった
少し長めのふんわり毛の人と仲良しな感じで。
人間に化けたキツネの姉妹といった感じ。
綺麗にしてもらえて良かったねぇ。良かったねぇ。
嬉しそうに歩く。

客席後ろより、カゲロヲさん登場。
あら、もう戻されるのね。檻のことをすっかり忘れてた。

最後もカゲロヲさん熱演!
床を足でドン!と踏み鳴らすのが効いてる。
ほんとに魔法を使えそうな迫力。
最後、カゲロヲさんが客席後方に消える頃には、
舞台上からも人が消えている。魔法みたい!

お話部分と美容師さんセット部分が分かれてて良かった。
メリハリ~。

1回目はお腹空いてたせいなのか、ちょっと見えにくかったせいなのか
2回目の方が断然良かった♪

どういうコンセプトか分からないけど、
大実験、形式無用って言葉にはピッタリ。
色んな舞台を楽しめました♪盛りだくさん☆
by karopiyo | 2006-08-07 21:56 | 映画/観劇/展覧会