音楽好き。読書好き。観劇好き。映画好き。


by karopiyo
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20070923

序幕曲演奏の、チェロの人が広々した空間で引いてた。
チェロから火花を出しているのにはビックリ。
未映子さん、昨日以上に聞かせる歌声。

チェロ演奏の終盤から役者さんが出てきて、
ゆっくり舞台が始まる。スムーズな繋がり~。
チェロの人は知らない間に消えてた。



今日の議員さんは、キリリとしたメガネ姿の女性も。
人数、増えてる!毎回増えていくのかしらん。

舞台中央の議員さんたちの下から白い板が下りて、
議員さんたちの話らしき文字が映し出される。
水に溶けるような文字の消え方、好き~。

映像が流れる間、舞台の後方で声。
英語のため、何言ってるのか分からないけど、
意味は分からないなりに、雰囲気を楽しむ。

映像が映されていた白い板がまた上に収納されると、
その後ろにはドレス姿の女性たち。並んで歩いてくる。
その左右には、双子のような白い人と黒い人。
天使と悪魔みたいな感じ。風のように、跳ね回って飛び回る。

5人の青年たちが、鎮守の森で夢を語り合う。
初日より火力が弱めで暗い。鎮守の森の暗さ?
今回はやたらと火の粉がパチパチと。
ノカワ氏、何か間違えたのか言い直し。

「僕は、日本の総理大臣になりたい。そう思ってる」
若きオオヤマ氏が言うと、後方に未来のオオヤマ氏が。
5人の青年たちが話してる間に、右の方で総理大臣になるまでの
やり取りがあったりして分かりやすい。
硬質な高音の音と、ドラム缶を叩くような低い音の組み合わせ。

5人は帽子を掲げて被る。ゆっくり立ち上がって振り返る。
一列に並んで、演説するオオヤマ大臣のもとへ。
「時間を止めた、人情を止めた」
大臣に絡む5人。

その後、5人それぞれのその後の活躍。
「天国に一番近い島」の撮影でニューカレドニアにいるイチカワ氏。
「この天国は、景色はいいだけでスリルがないなぁ」
天国って、スリルがあるもんなんだろか?

トオヤマ氏は係長。毎日、接待に忙しそう。
ノカワ氏は運送会社。運ぶ机がそのまま使われる。

その後、「地獄に一番近い島」の撮影でニューブリテン島にいるイチカワ氏。
このつながり、いいなぁ。地獄はスリルだけはありそう。

センダ氏は、親から継いだ会社が倒産し、町を飛び出す。
そのまま、酒瓶片手に街角をさまよう日々。
そんなセンダ氏を気に掛けてくれる赤いドレスの人。
彼女はミュージシャンで、もう一度頑張るらしい。
舞台左後方に、ドラムセットが出てくる。

「おっちゃん、頑張れー!」
ドラムを叩きつつ、応援する赤いドレスの人。
野外でも、むっちゃ迫力!励ましを聞きつつ、去るセンダ氏。
その後ろで、仕事中の不慮の事故で墜落するノカワ氏。
ドラムがドラマチックにBGM。

「融資を止めればいいんだな。あの予算の件、」
議員達にお金を要求される、紳士の表情とポーズが印象的。

ドラムの次はピアノ。音楽大合戦。
初日は暗いままで少し間があったけど、スムーズに。
テーマ曲、すごく好き~。穏やかな静かな安定したイメージ。
ピアノ演奏中、後ろを歩く人影が良い感じ。

間奏中に、若き日のセンダ氏のエピソード。
「たった半年で製鉄所は倒産した。もろかった。俺も会社も」
低音の響きが泣ける。佇まいも好き。
暗転して、再び旋律になって、ピアノメイン。

曲が終わると銃撃戦。
「もっと撃てー!撃ち殺せー!狙えー!撃てー!」
楽しそうにカメラを構えるイチカワ氏。スリルを楽しんでるようです。
生き生きとした様子で走り去る。すごい人だ。
未来のセンダ氏は、傘で殴られ、倒れ、よろよろと去る。

「衆議院、解散」
「ばんざーい!ばんざーい!」
戦ってた人も、議員さんたちも、皆一斉に万歳三唱。
戦ってた人たちは、ほふく前進。ゆっくり進んできて、迫力。
中央奥で、銃口を向けられるイチカワ氏。友の名を呼ぶ。
「世界の不正を明らかにするぞ」叫び、撃たれて絶命。

黒い人、白い人が中央の2段目に、左右に分かれて座る。
「この世には、点も面も線もないんだってさー」
白い人が言う。声好き~。二人の動きも好き~。
「義理も愛情も約束さえないんだってさー」
「強い光が差さないと強い影はできないのに」
「弱い光には弱い影が強い影には強い光が」
「点も面も線もないよ。この目に飛び込む、光と影」
二人、飛び降りて、それぞれ映像と共に踊り出す。

「おーい」声が聞こえてくる。
映像がなくなり、二人も消える。
若き日のセンダ氏とオオヤマ氏が出てくる。
奥を見て、撃たれたイチカワ氏を見つけ、顔を背けて去る。

音楽が始まり、言葉が響く。
舞台奥の方に傘を差した人たち。上から雨が降る。
「雨が私の地面をノックする」
傘をあげるの好き~。

右では、トオヤマ氏が妻と話。
左では車椅子のノカワ氏がTVを見ている。
ノカワ氏はマイクの調子が悪いのか、たまに声が聞こえない。
センダ氏の消息が気になるノカワ氏。
「オオヤマに探してもらおう」
ハローページで首相官邸を調べるも、載ってないらしい。
TVにイチカワ氏死亡のニュースが流れ、
「イチカワ!」TVを抱えて見るノカワ氏。
「もう辛抱たまらん。直接対決や」飛び出すノカワ氏。
同じく、センダ氏を探しに行きたいトオヤマ氏。
妻にちゃぶ台を返されて去られる。

舞台奥に、灯篭を持つ女性が出てくる。
イチカワ氏にかざすと、イチカワ氏はゆっくり動き、
二人の後について去っていく。昨日は写真を落として去ったような。
中央の白い板が下りてきて、臨時ニュースが映し出される。
映像がカッコ良い~。使われ方も素敵。

車の音。左右より強いライト。
中央の白い板が上がると、奥にノカワ氏。
3人のSPに押さえられ、車椅子から降ろされる。
ノカワ氏に気づいたオオヤマ氏に助け出される。
センダ氏を探すことにするオオヤマ氏。

エリカは地元に帰って米作りをすることを決める。職場最後の日。
「皆さん、お世話になりました」去っていく。

右の階段。階段の途中で寝ているセンダ氏。
「おーい、センダ」
上方より、若き日のオオヤマ氏。階段を降りる。
「起きろ、センダ」
「オオヤマ」
目を覚ますセンダ氏。
飲もうや、オオヤマ氏が言い、場所を変えようと左の階段を上がる。

「ここや」
「あ、ここは」
連れて行ったのは、生まれ育った町。
「懐かしいなあ」「俺、もう帰って来られんと思ってたんよ」
「楽しく飲もう」「お前は頑張ってん」
舞台中央で葬儀。静かに去っていく人たち。

左より、エリカ登場。
「ビル、ビル、雑居ビル。ビル、ビル、ネオンサイン」
「バイバイ、都会の人」
左奥の電車の座席に座る。
同じ電車には、赤いドレスの人。
二人の会話が流れる。

奥よりオオヤマ氏。ゆっくり歩いてくる。
階段の下に、黒い人と白い人が立ち、歩いてくるのを眺めている。
「3年にわたる総裁任期を終えようとしていた」
最後の演説をしている。
「恐れるものは自分自身の胸の中に存在するのだと気づきました」
「いえ、気づかされました」
舞台中央上に収納された白い板が光る。
報道陣のフラッシュみたいな感じ。

「皆さん、ありがとうございました」
拍手。静かにピアノの音が流れる。
椅子に座り、一人酒を飲む。「!」って銘柄?
「おーい」あちこちから仲間の声が聞こえてきて、応えるオオヤマ氏。
4人は後ろ中央に集まり、オオヤマ氏の声を聞きつつ、円を描く。
やがて、一列に並ぶ。

一人、飲み続けるオオヤマ氏。あくびをする。
話を続けるものの、呂律が回らなくなる。
「あれ?おかしいなぁ。おかしいなぁ?」
「もう、ええよ。お前はようやった。もうええよ」
舞台中央上に、若き日のオオヤマ氏。
「僕はもっともっと、やりたいことがあるんや」
抵抗するオオヤマ氏。

「おーい」「おーい」
左右の階段にそれぞれ白い人黒い人と友達。
階段を上がっていく。満足げな表情。
「ようやった、お前はようやった」
「いやや、生きる」
まだ抵抗するオオヤマ氏。

「さようなら」
抵抗を気にせず、声が響く。
数字の映像、都会の映像、アヒルの映像。
「I was born in the dark」
声が交差する中、オオヤマ氏は床に倒れ込む。
「違う、違うで。僕らは、僕らはな」
若き日のオオヤマ氏、倒れたオオヤマ氏に語り掛ける。
「I was born in the shineや。僕はそう思う」
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by karopiyo | 2007-09-23 22:45 | 映画/観劇/展覧会