音楽好き。読書好き。観劇好き。映画好き。


by karopiyo
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セキュリティ

昼過ぎ。室長が早めに戻ってきた。
「お帰りなさいー」
「あー、また行かなくちゃ」
お疲れの様子。
「何か変わったことありました?」
パソコンを立ち上げながら聞いてくる。
「すみません。警備の人を呼んでしまいました」
「警備の人?鍵なかったんですか。すみませんねぇ。朝来なくて」
何だろう。この不思議な反応。。



室長の苦労話を聞いてると、コンコンと扉を叩く音。
「お疲れー!」と、部長が入ってきた。続けて副部長。
「今朝」そこまで言って、止まる。
「あ、すみません。呼んでしまいました」
言われる前に謝る。
「すみません。僕が朝来なかったのが悪いんです」
座ったまま、室長が口を出す。
何なんでしょう、この自虐的な反応。

部長は室長は相手にせず。
「あれね。一度来ると、5万取られるんよ」
「5万!?」
「またやったら、僕が社長に怒られるから気をつけてね」
「はい、すみません」
不肖の部下ですみませぬ。。
「それにしても。朝やったら、解除忘れやって分かると思うんやけどなぁ。
 電話して、確認くらいしてくれてもいいのになぁ」
愚痴る部長。
「ま、向こうは来たら儲かるからね」
明るく返す副部長。

「Kくんは何も言ってなかったのかな?」
気づいたように、部長が確認。
「あ、最初に教えてもらってたんですけど、すっかり忘れてました」
K氏に矛先が行かないよう、しっかり回答。
「じゃ、次は大丈夫だね」
納得したように頷く。
「2階の方が、親切に教えてくださって、解除しに行ったんですが、
 間に合わなかったです。来るの、早いですね」
「すぐ来れるよう、近くにいるみたいよ」
副部長が口を挟む。
少し仕事の話になって、戻って行った。

「すみませんねぇ。ところで、何があったんですか?」
室長に声を掛けられる。
何があったって。。分からないまま謝ってたわけですね^^;
「朝、下の警備を解除するのを忘れてたんです」
「ああ。僕も二回ほどしましたよ」
既に経験済だったわけですね。
「帰りに警備を開始するのを忘れたら、晩に家に電話が掛かってきたんですよね。。」
遠い目で、窓の外を眺める室長。
セキュリティで苦労してきたようです。
最初と最後は責任重大!気をつけよう。
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by karopiyo | 2007-06-19 18:52 | 日常