音楽好き。読書好き。観劇好き。映画好き。


by karopiyo
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「青空の卵」

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前に読んだ歯医者系の話が面白かった著者の本。
表紙に惹かれてみました^^
真ん中の卵の中には、ひきこもりっぽい鳥の絵。

■帯の言葉
名探偵はひきこもり
著者デビュー作 待望の文庫化

■坂木司「青空の卵」
創元推理文庫



・生きていく上での幸福は、誰かとわかちあう記憶の豊かさにあると僕は思う。

・子供は、あったかくて優しくて、ときに残酷で、憎たらしくて、そして愛おしい。
まさに生命そのものだ。

・何が正しいのか、何がその人のためになるのかは、まだわからない。
ただ一つだけ言えることは、人は、生まれた瞬間から
誰かの喜びになることができるということだ。

・誰かのことを考えながら、買い物をするのは嬉しい。
その人の喜ぶ顔を想像したりすると、もっと嬉しい。

・誰かの一番であることは、いつ一番でなくなるかわからない不安との戦いでもある。

・自分の痛みで手一杯の人間は、子供どころか他人を思いやる余裕などないものだ。

・人はね、誰かと本気で向き合おうとしたら、泣いても叫んでもいい。
きちんと求めなきゃいけないよ。
恥ずかしがったり、照れてたりする場合じゃないんだ。

・「あんたには、満たすべき器ができてんだよ。
でもそれって、シアワセなことだぜ?
器すら作れないで、寂しがってる奴も多いんだからさ」
「心に自分以外の誰かが棲んでいる人は、孤独じゃない。
たとえその人が、現実には目の前にいないとしてもだよ」

・人が進歩を止めないことって、次の世代に何かを残すことって、
本当はすごく単純な動機から発生しているのかもしれない。
ただ、自分の時代よりも快適で、自分の社会よりも充実していて、
自分の土地よりも広い場所で、お前たちが暮らせたらいい。
そう考えた人々が、たくさんいたからこそ、今があるんだ。
僕たちは、みんな誰かの愛の上に立っている。

・誰かのために、できることがあるっていうのは、それはそれで幸せなものさ。
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by karopiyo | 2006-11-11 23:38 | 漫画/小説/雑誌