音楽好き。読書好き。観劇好き。映画好き。


by karopiyo
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「レインレイン・ボウ」

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表紙に惹かれて。
穏やかに、日常を描く短編集。
登場人物が重なり合って、最後に一つの謎が解ける。

■帯の言葉
いつか、虹はかかる。

25歳を迎えた7人の女性たち。
仕事、結婚、そして生き方-。
それぞれの悩みやトラブルを乗り越えていく姿を描いた、
青春群像劇。

■加納朋子「レインレイン・ボウ」
集英社文庫



・「人間が人間を理解するなんて、しょせん不可能なことなんですよ。
まして、肉親でも恋人でもない、赤の他人ならなおさらね。
他人の事情や本音そのものを、本当にわかることなんて
あり得ないんですから。だから僕は、自分の理解が及ばなかったり
わからなかったりする大きな隙間を、自分なりに埋めようとする。
それが僕の場合、妄想という怪獣なんですよ。」

・「私ね、人と深く付き合うことをわざと避けてきたんだと思う。
どんな人も、いつか必ず目の前からいなくなってしまいそうで、怖いの」

「自分で思ってる自分が、必ずしも本当の姿に近いってことはないですよ。
単色やツートンカラーの人間なんて、いやしませんよ。
色んな色が虹みたいに重なり合って、
複雑な模様を作っているからこそ、人間って面白いんじゃないですか」
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by karopiyo | 2006-10-24 23:34 | 漫画/小説/雑誌